‘わんりぃ’活動25周年&日中学院・倉石賞受賞記念
果てしなく広がる黄色い大地の華・陝北剪紙展
場所:中国文化センター 2018年5月14日(月)〜18日(金) チラシ表   
まるで海のように広がる陝北黄土高原は、時に、黄砂が吹き荒れ、至る所深く割れる乾燥した台地だ。極貧の陝北の地で人々は実り少ない耕作に励んだ。さまざまな日労働の傍ら女性たちは家族の無病息災と平安を祈って剪紙を剪り、ヤオトンと呼ばれる横穴式住居の窓に貼った…。展覧会では、主として1997年に現地で収集された当時の剪紙600点余りが展示され、来場者に貧困という逆境に立ち向かう力強さや、美しいものを求めて繰り出す能力など人間に備わる素晴らしい力強さに感動を与えた。為我井輝忠氏(会員)撮影(主として)による展覧会開始日の様子を纏めてみた。※画面に掌が出る画像はリンクがあります
‘わんりぃ’の履歴へ
会員の山田美智子さん書の入り口看板 安徽財経大学元教授・周路先生のメッセージ
※画面をクリックすると拡大できます
準備が整った会場の舞台中央は高鳳蓮さん初期の大剪紙 両脇の展覧会のタイトルは中国文化センターの藤田さんが送ってくださった文字を皆で切り抜いて作成した。飾りの花もメンバーで作成した 開幕のプレイベントは銭騰浩(中国笙)と曹雪晶(二胡)による超ベテラン二人の息の合った中国民族音楽演奏 銭騰浩さんは渾身の演奏中国笙演奏
寺西代表が‘わんりぃ’の歴史と活動を紹介する 日中学院学院長の片寄先生がお祝いの言葉と共に中国民間芸術としての剪紙の貴重さをお話し下さった。 展示作品の見どころは@全て鋏で剪られたもの、A収集当時、他地域との関わりが少なかった陝北黄土高原地帯独特の作風であると共に、厳しい生活環境を生き抜くための祈りの剪紙作品である、B現地の生活が変わり剪紙のスタイルも変わりつつある。現地の民間芸術として節目にある作品である。等と紹介する田井 司会担当はやはりこの人、‘わんりぃ’事務局長の有為楠君代さん 古参会員・木村武司さんの音頭で参加者一同、
青島ビールで乾杯
オープニングパーテイを始めるばかりの会場 ささやかなパーティではあるけれど和気あいあいと話が弾む パーティに続くのは中国小物が賞品のお楽しみビンゴだ ビンゴ賞品を前に、ハイ、チーズ!
さあ、ビンゴ始まったよ〜!数字を読み上げる ビンゴゲームは賞品を選ぶ楽しさもある。さあ、どの賞品がいいかなぁ 片寄先生、センター長、銭騰浩さん、曹雪晶さん等と覧会開幕の記念撮影
展覧会スタッフたちも記念撮影
何故か抜けている人多数でちょっと残念。気が付かなくてごめんね
桜美林大学の留学生たちが多数来てくださった 剪紙が貼られたヤオトンの窓はまるでステンドグラスのように美しい
※画面をクリックすると拡大できます
侯雪昭(ホウシュエジャオ)さんの
団花(円形剪紙)を鑑賞する
陝北地方のもう一つの民間芸術・布堆画(アップリッケ)作品も展示
陝北剪紙600点余りを展示の会場風景  ※ この行は画面をクリックして拡大できます
--
安徽財経大学元教授の周路先生の現地写真も展示された
※画面をクリックすると周路先生の写真のページに行くことができます
展示を楽しむ人々 会場に展示できなかった1997年陝北地方訪問のスナップ写真集 
※画面をクリックして拡大できます