平成24年度町田市「つながりひろがる地域支援事業」対象事業 　　　　　　　　　　　　つなげよう 広げよう 地域の「輪」と「和」 　 12月2日（日）、鶴川市民センターで、昨年に引き続き、地域の留学生のスピーチと中国の民族音楽を楽しむ、表題事業を町田市の助成により開催しました。事業の構成は、昨年同様の三部構成で、第一部がアンデスの民族楽器・ケーナ独奏、第二部が留学生のスピーチ、第三部は中国民族音楽演奏と歌でした。今年は、揚琴と馬頭琴の演奏にバリトンの歌が加わりました。昨年の会が素晴らしかったと、今年も参加してくださった鶴川地区の皆様や、遠方から足を運んでくださった方々など、250人近い方々が楽しんで下さいました。 　今年は中国の留学生が4人，中央アジアのキルギス共和国の留学生２人がスピーチを行いました。どの留学生のスピーチも、日本語が上手な上に、内容も又日本人として考えさせられる立派なものでした。また、第二部の留学生たちのスピーチの最後には、中国大連からの留学生・顧傑さんのピアノの演奏があり、休憩時間にはキルギスからの留学生ケレザさんが当地の弦楽器を飛び入りで演奏下さました。 　この催しにより、地域の方々が留学生の存在を身近に感じてくださったことでしょう。留学生達も、人々の暖かい拍手に包まれて、留学の良い思い出が出来たと思います。彼らが学業を終えて帰国した時、日本での思い出話に鶴川でのことが加われば、地域の“輪”が海を越えて広がることになります。 　この日参加した留学生達の心に、日本での楽しい一日として記憶されれば、彼らの将来の活躍の中で、日本と、中国・キルギスの友好にほんの一助にでもなるのではないかと、期待が膨らむ一日でした。（有為楠）