「日本に来て感じたこと」

国士舘大学21世紀アジア学部1年  鐘嘉慧(中国深圳市出身)


 私は2012年9月11日に日本に来ました。日本に来てからそろそろ2ヶ月が経ちます。初めて日本に来ましたので、毎日が面白くて、楽しいと感じています。

 私は旅行が好きです。しかし、時間があまりないですから、東京周辺のところへいきました。例えば、巾着田へ行きました。巾着田の彼岸花はすごく美しかったです。夜の東京スカイツリーも行きました。夜のスカイツリーからの眺めは素晴らしかったです。雷門と浅草へも行きました。浅草はとても賑やかでしたが、同時に東京の昔の姿を見ることができました。

 しかし、一方で、日本語が上手でないせいで、日本人と交流することは、とても難しいと感じることがあります。例えば日常生活の中で、中国人は何時もはっきりと自分の考え方を相手に伝えます。「はい」は「はい」、「いいえ」は「いいえ」とはっきり言いますから、相手にとっては理解しやすいです。

 それに対して、日本人は直接的な表現で自分の考えを伝えることはとても少ないように思います。多くの場合、「はい」なのか、「いいえ」なのか分からない、曖昧な言葉を用いるように思います。日本人がそのような表現をする理由は、自分の言葉で相手の感情を傷つけるのをできるだけ避けたいためではないでしょうか。

 日本語の尊敬語、謙譲語と丁寧語は私たち中国人が日本人と交際する際にとても重要ではないかと思います。私たち中国人は、日本人がこのような言葉を使う文化的背景を理解する必要があると思います。

 中国の考え方で日本人と付き合うのでは、日本の皆さんに失礼をしてしまうかもしれません。お互いが良く理解しあえるように、日本に留学をした私は、日本語をもっと勉強しなくてはならないと思っています。