中華チマキは秋が美味しい! 中華チマキを作ろう会
2013年10月14日(祭) 場所:まちだ中央公民館・調理室    講師:郁唯

 中華チマキは具入りで美味しい上、冷凍保存もできる。不時の準備に備えられるし、不意の客にも出して話題提供にもなるにちがいない。当日は栗入りの肉チマキと小豆とナツメ入りの甘い味のチマキを作ったが、詰め物は、各人各様工夫を凝らしてオリジナルのチマキが楽しめる。

 中華チマキは一言でいえば、「水に浸したもち米と具を笹の葉(又はタケノコの皮)にしっかり包んで茹でる」だけの点心だが、問題は包み方だ。 

 長時間茹でる間に、“笹の葉に包んだもち米が外にこぼれないよう”に包むところにコツがある。先生の手はいとも簡単に、笹の葉でもち米と具を三角に包み、包んだ笹の葉に全く隙間がない。

 が、さて、我々の方はといえば、三角の頂点のどこかでもち米がこぼれだし悪戦苦闘した。しかし、先生に手を取って頂き、先生の手つきを真似ていくつか作っているうちにどうにか形になり、ゆで上がったチマキはとても美味しかった。

包み方の手順を写真にまとめた。挑戦してみませんか!?
 レシピ
今回は、

@天津甘栗と醤油漬けにした豚バラを包み込んだ肉チマキ

Aナツメを包んだ小豆入りチマキの2種類を作った。

出来上がったチマキを参加者で試食を兼ねてお茶をした。両方ともとても美味しかった。
先生の手つきを真剣に真似る さあ、お茶の時間ですよ〜!
笹の葉(タケノコの皮)は、20分ほど水に漬けてしなやかにする。尚、初心者は、タケノコの皮の方が扱いやすい。 笹の葉を使う時は、写真のように2枚をややずらして重ねて使用する。 2枚一緒に下向きにたわめる。 笹の根元の方を手前に引き寄せジョウゴ状に丸め左手で押さえる。
笹の根元を右手に持ち替えてジョウゴの形を整える 先ず、もち米(大匙1)をいれ、醤油漬けした肉片、もち米(大匙1)、二つ切りにした天津甘栗3個、もち米(大匙1)というように交互に入れる。 具を詰めた笹の葉の両端を軽く押さえ、笹の先端を上にひいてから、もち米の上に被せるように手前に折り曲げる。
笹の葉の先端を手前に折り込む。 凧糸の先端を口にくわえ、笹の葉がひろがらないような位置をしっかり凧糸で二巻する。 包み終わったチマキが全部入るような大なべにお湯を沸かし、中火で約1時間半茹でる。
あれば、圧力鍋を使うと時間の短縮(茹で時間20分)になる。