画家が見た黄土高原・中国陝西省延川県
中国北西部に海のようにうねり広がる広大な黄色い台地。ゴビの砂漠から吹き寄せた黄色い砂が何百万年も吹き積もり、中国語で「黄大地」呼ばれる。人々はこの大地に横穴式の「ヤオトン」と呼ばれる住居に住み、農耕を続けてきた。この大地に魅せられて止まない中国の版画家・周路氏の写真を展示します。
国連機関によって、人は住めないと認定された地域の風土のすごさをご覧下さい。
日当たりのよい南斜面に掘られた住居・ヤオトン
耕された山腹は水の流れのような美しい模様を描く
時として降る激しい雨が、縦横に走る深い溝壑を作る
山稜の上の路
騾馬にに頼る耕作